新学社の幼児教室 もじ☆かずくらぶ 新学社の幼児教室 もじ☆かずくらぶ

もじかずひろばパルフェ

「ありがとうを増やそう」

仕事に保育園のお迎え、夕ご飯の準備、お風呂、片付け、明日の支度…
わが子の話をじっくり聞いたり、褒めたりしたいのに、慌ただしい日々の中で、ついつい出てくることばと言えば「早くして!」「あれやった?」「次はなに?」…
子どもに目を向ける余裕が無いなあ…と感じたときは「ありがとうを増やしてみる」のはいかがでしょうか。
たとえば、簡単なお手伝いを頼んでみるのです。
「お箸をもっていってくれる?」
「カーテンを閉めてくれる?」など、わが子が確実にできることです。
このとき大切なのは「タイミング」。
子どもが集中して好きなテレビを観ているときなどは、中断しにくいのでNG。
ヒマそうに「ママぁ〜」と近寄ってきたときがチャンス!
お手伝いを頼む→「ありがとう」→頼む→「ありがとう」…
このくり返しです。
保育園で使ったタオルを出してくれたときも「ありがとう」。
自分のことなので、「ありがとう」とは少し違うかな?と思っても、早く出してくれたら洗濯もしやすくなり助かりますよね。
「ありがとう」以外にも「いいね」「よくできたね」「忘れなかったね」「よく覚えていたね」などポジティブワードのストックをたくさん持っておいて、その引き出しから取り出して伝えてみてはいかがでしょうか。
日中、精いっぱい「お外の顔」で頑張ってきた子どもたち。
見ていてもらえる、褒めてもらえる安心感で、心のコップが満タンになって、いつもよりテキパキと毎日のルーティーンをこなしてくれる「かも」しれませんね。
期待しつつ、でも期待しすぎずの「ありがとうを増やす」がおすすめです。
(もじ★かずくらぶ講師いくみん&スタッフいずみん)

幼児期に「みつけ遊び・間違い探し」に取り組みたい理由

【脳の専門家・篠原菊紀先生が解説】

見つけ遊び・間違い探しはただの遊びに見えますが、きわめて重要な脳の力が関わっています。それはワーキングメモリ(作業記憶)と呼ばれる前頭葉の力です。

前頭葉はおでこのあたりにあって、考える、計画を立てる、がまんする、人の気持ちを理解する、注意して集中するなど、人に進化する際、大きく発達したと考えられる能力に深く関与する部分です。

その前頭葉の能力を支えるのが、ワーキングメモリです。
記憶や感情情報をアクティブに保ち、操作する、そういう短期的な記憶の力です。「脳のメモ帳」とも言われています。ワーキングメモリを鍛えることなくして、「知」の発達は望めませんし、「情」の発達も望めません。ワーキングメモリの力があるからこそ、考えを組み合わせることもできるし、人の気持ちを推測することもできるのです。

見つけ遊び・間違い探しには、特に視覚的ワーキングメモリが必要です。

見本と同じものを見たり、違うものを見つけたりするとき、見本になるものを一時的に記憶して探します。だからワーキングメモリが鍛えられます。最初からできる必要はありません。答えを知ってからくり返すことでも、十分にワーキングメモリの訓練になります。

◆篠原菊紀(しのはらきくのり)先生◆

公立諏訪東京理科大学 情報応用工学科教授(脳科学、健康科学)。東京大学、同大学院教育学研究科修了。『頭がいい子を育てる8つのあそびと5つの習慣(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など著書多数。NHK夏休みこども科学電話相談など、TV、ラジオ、雑誌でもご活躍。家庭学習教材『月刊幼児ポピー』を監修・指導。



◆まちがいさがしの答え◆

♪おせんべ やけたかな♪

年中(4歳児クラス)では1〜5までの数順、年長(5歳児クラス)では1〜10の数順を考えていく活動があります。その際に、宮城県の園では、わらべうた「おせんべ やけたかな」に合わせた数遊びを楽しみました。

<用意するもの>両面マグネット(片面/カラー、片面/数字):1〜10

<遊び方>(年中さんバージョン)

@両面マグネット1〜5のカラー面を上にした状態でボードに貼る。(※このとき数字の順番はランダムになるようにしておく)

A♪おせんべ やけたかな やけたら うらがえし♪と言いながら、一枚ずつ指さして行く。(♪おせんべ やけたかな♪のみでもOK)



B♪おせんべ やけたかな♪の「な」で止まったカードを裏返していく。(裏返す前に、何の数字が出てくるか予想してもらっても盛り上がる♪)



C全部のカードが裏返ったら、数順に並び替える。



次は何の数字が出てくるか?のドキドキワクワク感もあり、とても盛り上がる数遊びです。おせんべが全部焼けたら、降順に並べかえたり、昇順に並べかえたりと、たくさん遊んでみてください。(スタッフS)