新学社の幼児教室 もじ☆かずくらぶ 新学社の幼児教室 もじ☆かずくらぶ

もじかずひろばパルフェ

もじ☆かずくらぶの時間の「つづき」

「もじ☆かずくらぶ」の活動を保育の中に取り入れてくださっている園の中には、普段の生活の中でも、みんなで楽しんだ活動を忘れないようにするために、玄関前や廊下にプリントを掲示してくださっているところがあります。

冒頭はおきなわ地球こども園さんの様子です。

園長先生にお聞きしたところ、子どもたちは、そこを通りかかると、プリントを指でなぞったり、こたえを考えたりと自然に活動をふり返っているとのこと。



また、こちらは同じく沖縄県のエンカレッジ鏡原保育園さんの様子です。
こちらの園では玄関付近に掲示しているため、送迎の際に保護者の方も見ることができます。「今日はこんなことしたんだよ」「これおもしろかったよ」と親子のコミュニケーションツールの一つにもなっているようです。

「もじ☆かずくらぶ」の時間がそこで終わってしまうのではなく、このような形で日ごろの保育の中に溶け込ませていくことで、自然と学びが定着していくくことでしょう。ちょっとした一工夫が素敵ですね。(スタッフS)

幼児期に「迷路」に取り組みたい理由

【脳の専門家・篠原菊紀先生が解説】
幼児期の子どもは迷路が大好き!みんなやりたがります。この「やりたがる」ということはとても大事です。迷路に取り組むことのメリットは、指や鉛筆でなぞる動きが、文字を書くことの基礎につながることです。

最初は指で、そして鉛筆で取り組みます。迷路をなぞる微細な運動調整には、運動野や全運動野だけではなく、線条体、小脳などもかかわってきます。小脳は運動だけにかかわると考えられてきましたが、計算するときや、人の気持ちを感じるときに、補助的な働きをすることが知られています。
また、迷路に取り組むときには先を読む必要があります。「こっちにいったらどうなるかな」をつねに考えなければいけません。近いところを見るのと同時に先を読むことは、注意力の向上や脳のメモ帳・*ワーキングメモリの訓練につながります。

冒頭のような条件のついた迷路では、「お花のところだけ通る」などの条件を脳に記憶しておきながら、先を読みつつ迷路をなぞっていきます。そのため、ただの迷路に比べてワーキングメモリを余計に使うことになり、その分、前頭葉が活動を増しやすくなります。

*ワーキングメモリ:考える、計画を立てる、がまんする、人の気持ちを理解する、注意して集中するなど、人間を人間たらしめている脳の部分が前頭葉です。その前頭葉の能力を支えるのが、ワーキングメモリです。記憶や情報を一時的に保持し、それを組み合わせて答えを出す力で、知的能力の基礎になります。

篠原菊紀先生:公立諏訪東京理科大学情報応用工学科教授(脳科学、健康科学)。東京大学、同大学院教育学研究科修了。『頭がいい子を育てる8つのあそびと5つの習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など著書多数。NHK夏休みこども科学電話相談など、TV、ラジオ、雑誌でもご活躍。家庭学習教材『月刊幼児ポピー』を監修・指導。



<冒頭の迷路の答え>

年長(5歳児)クラス ことばゲーム

年長(5歳児)クラスでは、濁音・半濁音のことばを楽しみます。

(↓たとえば、こちらは「゜(半濁点)」のことばのプリント)
「゛(濁点)」や「゜(半濁点)」がつくことで、音が変わる楽しさをたっぷり感じた後には、こんな「ことばゲーム」も盛り上がりますよ♪

宮城県仙台市の園での活動をご紹介します。

@ホワイトボードに、イラスト付きのことばカード(「゛」「゜」のつくことばで、「゛」「゜」を除いたカード)ランダムに並べる。

A「゛」がつくことばか「゜」がつくことばかを考えて、それぞれの枠内にカードを置く。

まだひらがなが読めなくても、イラストをヒントにすれば楽しむことができます。まずは子どもたちに「ことばって楽しいな♪」と興味を持ってもらうことを大切にしたいですね。

(スタッフS)