People人を知る

教育への情熱と創造性を持つ新学社の社員たちが、その想いを語ります。
新たな視点と洞察をお届けします。

編集職部長 1998年度 新卒入社

1冊の本を作る喜びから、「編集者」を導く道へ

いち編集者として本を編む立場から、部署をまとめる「部長職」へ。
産休・育休を経て歩んできたキャリアの先で見つけたのは、教材を愛するメンバーを束ね、完成まで導くことの喜びでした。

interview 01教材づくりを俯瞰し、プロの編集者を育てる

クリエイト編集センターには私を含めて4人の部長がおり、部の活動方針を決定しています。各課の課長とともに部を運営していくことが、私の主な仕事です。
制作に関しては、中学教材の企画推進、進行管理、原価管理などをしています。これらも、他の部課長と連携して実施しています。
部長職に就く前は、自分が担当した教材が1冊の本の形になって全国の中学校で使われることが喜びでした。今は、自分で直接作るのではなく、メンバーが考えた企画を一緒に検討し、1冊の本の形にするまで導き、プロの編集者として育成することにやりがいを感じます。
メンバーからおもしろい企画案が出たり、よい内容の教材が生まれたり。メンバーががんばって作った教材が多くの学校で導入され、子どもたちの学びを支えていることが、今の仕事の喜びです。

interview 02「編んで集める」、編集は多くの人を束ね動かすこと

入社前は「編集」という仕事に対し、ひたすら黙々と作業をしている姿をイメージしていました。実際は、学校に調査に行ったり、教材のPRに行ったり、企画のプレゼンテーションをしたりと、想像以上に人と話すことが多い仕事だと思いました。
また、教材を作り上げるには、外部の執筆者、編集者、校正者、イラストレーター、組版所、印刷所など、さまざまな人の力を借りる必要がある、ということも入社してから知りました。先輩から「編集は『編んで集める』と書く。いろいろな人やモノを束ねることが、編集の仕事」と教わりました。教材は決して1人だけで完成するものではなく、他分野のプロフェッショナルのベストを引き出した集大成なのだと実感しました。

interview 03共通の想いと趣味でフランクに話せる環境

幅広い年齢層の社員が在籍する当社ですが、特にクリエイト編集センターは、やはり教材編集を志すメンバーがそろっているので、学校教育に対する思いや自分自身の学習意欲が高い方が多く、趣味などの共通項も多いように思います。共通項が多いと、自然と会話が増えますし、一緒に働くメンバーの人となりに触れることができますよね。互いのキャラクターを理解していると、気軽に相談もでき、好循環が生まれているように思います。
また、ふしぎなことに、編集には楽器を演奏できる人が多いです。どの部署も先輩後輩の垣根を越えてフランクに話すことができるのが当社の魅力です。

interview 04ライフステージに寄り添った充実の制度

私には娘が1人いて、子育てをしながら仕事を続けてきました。産前産後休暇に加え、1歳になるまでの間に育児休暇を取り、復帰後は時短勤務を活用しました。
以前は、結婚や出産を機に退職する女性社員がほとんどでしたが、今では仕事を続けるのが普通になっており、男女関係なく育休や時短を取得するようになりました。
育児だけでなく介護でも休暇や時短の制度が整っていますし、同じ部署のメンバーや上司の支えのおかげで、さまざまな事情があっても働き続けやすい会社です。長い人生、ライフステージに合った環境が当社にはあります。

Schedule1日のスケジュール

  • 8:40 出勤・メールチェック メールの返信やその日のスケジュールを確認し、気分を仕事モードに切り替えます。
  • 9:00 ミニ打ち合わせ 毎朝4人の部長が集まり、情報共有や相談、検討事項などを話します。
  • 10:00 会議や打ち合わせなど 部長や課長が集まり、部全体の課題検討や、企画案の検討をします。
  • 12:00 お昼休み
  • 13:00 会議や各種相談など 午前に引き続き、様々な部署と課題検討や、企画案の検討をしています。
    会議がない日は、部員や他部署からの相談に対応したり、部の課題を検討したりしています。
  • 17:00 情報共有や問い合わせ対応など 会議の内容を部員に共有します。また、各部員からの相談を受けたり、営業部や外部からの問い合わせの対応をします。
  • 19:00 退勤