(全32冊)

  書 名 概要 解説 定価(税込)
1 改版 日本の橋
ギリシア・ローマと日本の橋の比較を論じて世評高い表題作。「誰ケ袖屏風」「木曾冠者」等
ISBNコード 978-4-7868-0022-1
近藤洋太 778円
2 英雄と詩人
昭和11年刊、事実上の第一評論集。ドイツロマン派を中心に西欧文学に触発された文章
ISBNコード 978-4-7868-0023-8
川村二郎 1,296円
3 戴冠詩人の御一人者
日本武尊の悲劇を詩人の運命として描いた表題作ほか「更級日記」「明治の精神」等10篇
ISBNコード 978-4-7868-0024-5
饗庭孝男 1,070円
4 後鳥羽院(増補新版)
後鳥羽院と芭蕉を軸に詩人の系譜を辿り,日本文学の源流と伝統を求めた斬新な国文学史
ISBNコード 978-4-7868-0025-2
井上義夫 1,027円
5 ヱルテルは何故死んだか
ゲーテの青春小説を独自の視点から論じ,西洋近代の本質を鋭く洞察した文明批評の書
ISBNコード 978-4-7868-0026-9
山城むつみ 778円
6 和泉式部私抄
讃仰してやまなかった王朝随一の女流歌人の芸術と性情を伝える歌を抄して註解に及ぶ
ISBNコード 978-4-7868-0027-6
道浦母都子 734円
7 文學の立場
「文明開化の論理の終焉について」「アジアの廃墟」はじめ昭和15年前後に書かれた文章
ISBNコード 978-4-7868-0028-3
井口時男 1,027円
8 民族と文藝
庶民の本能の裡に受け継がれてきた民族の文学的関心と感動の質を明らめようとした6篇
ISBN4-7868-0029-5
佐伯裕子 1,070円
9 近代の終焉
昭和16年末の刊で,時局に触れて自らの態度所感を陳べた時評的な文章16篇から成る
ISBN4-7868-0030-9
桶谷秀昭 1,070円
10

蒙疆

昭和13年5月から6月にかけて佐藤春夫と朝鮮,北京,満州を旅した折の見聞を誌す
ISBNコード 978-4-7868-0031-3
谷崎昭男 1,070円
11 芭蕉
著者終生の課題であった芭蕉を,隠遁詩人の系譜を思い,自らの処世を重ねつつ論じる
ISBN4-7868-0032-5
真鍋呉夫 1,070円
12 萬葉集の精神(その成立と大伴家持)
詩歌創造の契機と大伴氏の歴史に思いを致し萬葉集成立の経緯事情を明らめんとした大冊
ISBNコード 978-4-7868-0033-7
森 朝男 1,869円
13 南山踏雲録
天忠組に加わった国学者伴林光平の遺文に詳細な註を施し,草奔の士を追慕した文を付す
ISBN4-7868-0034-1
高鳥賢司 1,361円
14 鳥見のひかり、天杖記
祭政一致考,事依佐志論,神助説の三部から成る。流行の神道観に抗して古道の恢復を説く
ISBNコード 978-4-7868-0035-1
奥西 保 1,070円
15 日本に祈る
世相,言論状況に堪えつつ再び筆を執った保田が昭和25年,戦後初めて世に問うた書
ISBNコード 978-4-7868-0036-8
吉見良三 1,070円
16

現代畸人傳

独自の歴史感,人間観に即して人間とは何かを問い,戦後に再登場を果した記念碑的な書
ISBNコード 978-4-7868-0037-5
松本健一 1,296円
17 長谷寺、山ノ邊の道、京あない、奈良てびき
故里奈良に愛着しつづけ,後年京都に移り住んだ著者が,知悉する風土と故事を案内する
ISBN4-7868-0038-4
丹治恒次郎 1,361円
18 日本の美術史
自づから表われた造型に美の本態を見,創造する日本人の精神に思いを馳せた比類ない書
ISBNコード 978-4-7868-0039-9
久世光彦 1,642円
19 日本浪曼派の時代
同人誌「コギト」に拠り,「日本浪曼派」を創刊した頃の交友と,戦前の文学事情を回想する
ISBNコード 978-4-7868-0040-5
新保祐司 1,296円
20

日本の文學史

文人の祈念と志に立ち返って,日本文学の血統を明らかにし,真の古典の命を教える通史
ISBNコード 978-4-7868-0041-2
古橋信孝 1,642円
21 萬葉集名歌選釋
身に親しい地名の読みこまれた歌や,由縁愛着のある歌を鹿持雅澄の解に学びつつ味わう
ISBNコード 978-4-7868-0042-9
前川佐重郎 1,296円
22 作家論集
敬慕する春夫,朔太郎はじめ伊東静雄,三島由紀夫など同時代の文学者に触れた文章を収録
ISBNコード 978-4-7868-0043-6
高橋英夫 1,361円
23 戰後隨想集
同人誌への寄稿や一般紙誌の需めに応じた文章など,保田の戦後を窺わせるエッセイ収録
ISBN4-7868-0044-9
ヴルピッタ・ロマノ 1,070円
24 木丹木母集
歌を命とし,歌に思いを秘めてきた保田が公刊した唯一の歌集は歌とは何かを問いかける
ISBNコード 978-4-7868-0045-0
岡野弘彦 734円
25 やぽん・まるち
昭和7年,東大在学中の保田は大阪高校の同級生と語らって同人誌『コギト』を創刊し,本格的な執筆活動を開始した。20歳代の前半に批評と併行して同誌で試みられた独自の「小説」十篇を収め,保田文学の揺籃期をさぐる。
ISBN4-7868-0046-5

佐々木幹郎

1,361円
26 日本語録/日本女性語録
心にかかる史上の人物50名を選んで,彼らの遺した短い言葉の深意と拡がりを読み取るという方法で,日 本の歴史に見え隠れする精神の在り様を明らめようとした。『日本語録』 は昭和17年の刊で版を重ねた。後はその女性版。
ISBN4-7868-0047-3
大竹史也 1,361円
27 校註 祝詞
昭和19年4月,私家版として書き下しで上梓された。戦時下にあって真の古学顕揚のために,吉田神学の亜流たる神道思想を一排せんとして執筆された本書は,『鳥見のひかり』 と併せて保田の神道観を知るための稀覯の書である。
ISBNコード 978-4-7868-0048-1
高藤冬武

1,113円

28 絶對平和論/ 明治維新とアジアの革命
敗戦後,左翼の平和議論が猖獗を極める中で,近代の崩壊を再確認した保田は,「東洋」の恢復を措いて平和 はありえないと思い定めた。後著もその延長線上にある作品で,ともに保田のアジア論、アジア文明論といっていい。
ISBNコード 978-4-7868-0049-8
荒川洋治
1,361円
29 祖國正論T
戦後,国の混乱と人心の荒廃を眼のあたりにした保田は、昭和25年1月から同29年まで,主宰誌「祖國」に時局時事から文化文明に及ぶ関心を託して,時として激しい文章を無署名で書き継いだ。戦後を生き る文人としての覚悟を揚言した二千数百枚に及ぶ同文章から,とくに今日の日本人に読んでもらいたい千数百枚を選んで2冊に収録する。
ISBN4-7868-0050-3(T)
ISBN4-7868-0051-1(U)
坪内祐三
1,459円
30 祖國正論U 佐伯彰一
1,459円
31 近畿御巡幸記
昭和26年秋,京都,滋賀,奈良,三重への御巡幸に際し,それぞれの地元で発行された新聞の関連記事を丹念に集めて紹介するという手法を用いて,行路となった土地土地の奉迎感動の様を謹記した貴重な報告の書。
ISBN4-7868-0052-X
神谷忠孝
1,469円
32 述史新論
保田の死後に発見され,『日本史新論』の題で昭和59年に公刊された本書は,原稿に「述史新論」と誌されていた。昭和36年の作で,60年安保が契機となって起筆されたものと思われ,日本の理想と使命を説き明かそうとしている。
ISBN4-7868-0053-8
富岡幸一郎
1,361円