当社は、木曽義仲と松尾芭蕉の墳墓がある滋賀県大津市の「義仲寺」、そして芭蕉の門人・向井去来の草庵である京都市嵯峨野の「落柿舎」という二つの文化遺産を、大切にお護りしています。
創業に深く携わり、その後長く会長として当社をお導きくださった文人・保田與重郎先生は、荒廃寸前の義仲寺の再建や落柿舎の保存に取り組まれました。当社はその志を継ぎ、わが国の歴史や文学のうえに偉大なる足跡をのこされた尊い先人のこころを後世にも伝えるために、宗教法人・財団法人を設立して両史蹟の保存に努めています。

ゆかりのある先生方

保田與重郎先生(明治43年〜昭和56年)
新学社刊「保田與重郎文庫」  日本文学史上に巨大な足跡を残された昭和の文芸評論家・保田與重郎先生は、当社の創設に深く携わられ、豊かな人脈や経営上の智慧、社訓や社風などを授けてくださった当社の象徴的存在です。
(『保田與重郎文庫』全32巻 新学社刊)。
佐藤春夫先生(明治25年〜昭和39年)
佐藤先生監修 「規範国語読本」  佐藤春夫先生は、「殉情詩集」や「田園の憂鬱」などの名作で知られ、大正・昭和期のわが国を代表する文豪です。
新学社の初代総裁であり、国語副教材の監修など、教材開発についてのご指導もいただきました。
平澤興先生(明治33年〜平成元年)
当社玄関ホールの平澤先生の書  平澤興先生は、京都大学総長を務められた脳神経研究で世界的に知られた医学者です。
当社の第二代総裁であり、全家研・ポピーの理念を確立され、家庭教育のために情熱を注がれました。先生の創られた「家庭教育五訓」は、今も全国で活動するモニターさんたちの励みとなっており、また、私たちの人生の指針とも言える言葉です。
河井寛次郎先生(明治23年〜昭和41年)

当社玄関ホールの河井先生作品  河井寛次郎先生は柳宗悦とともに民芸運動を導いたことで知られる、大正・昭和を通じての陶芸界の巨匠です。
当社の玄関に掲げられた表札は河井先生の書です。新社屋が成った昭和40年に揮毫してくださいました。

棟方志功先生(明治36年〜昭和50年)

当社玄関ホールの棟方先生作品  棟方志功先生は国際的に知られた板画家です。
創業期から絶大なご支援をいただき、当社の社章をデザインされ、また、教材の表紙やカットに作品を提供してくださいました。毎年発行する「新学社カレンダー」も棟方作品に飾られ、好評を博しています。